【VBA】ファイル名を変更するマクロの作り方・導入方法をご紹介

 

VBAを使ってファイル名変更作業を自動化したい!

こんな要望にお応えします

 

この記事では、大量のファイル名をまとめて変更するマクロの作り方、導入方法を詳しく解説しています。

 

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拒否する人

ファイル名の変更くらい手作業でやれば?

 

このように考える方もいらっしゃいますが、ファイル名を変更する数が多くなればなるほど手間と時間のかかる作業となります。

 

VBAでファイル名の変更を自動化するマクロを設定してしまえば、手間と時間のかかる作業も一瞬で処理することができます。

 

  • ファイルを2回クリックしてファイル名を変更する
  • ファイルを選択して「F2」キーでファイル名を変更する

VBAを使えばこれらの面倒な処理を省略することが可能です。

 

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疲れ果てた人

手作業でのファイル名変更はめちゃくちゃ苦手

 

ファイル名の変更作業が多い!という方にとっておすすめのマクロなので、是非この記事で作り方・導入方法をチェックしてみてください。

 

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 ファイル名を変更するマクロとは

 

ファイル名を変更するマクロとは、一覧表から好きなようにファイル名まとめて変更することができるプログラムのことです。

 

どのようなプログラムかというとこんな感じです。

「変更後のファイル名」を手入力した後、マクロ実行ボタンを押下するだけ。

たったこれだけで大量のファイル名を一瞬で変更することができます。

 

上図ではフォルダ名の名前をまとめて編集していますが、「エクセルファイル」「ワードファイル」「テキストファイル」あらゆる形式のデータを編集することが可能です。

 

ファイル名を変更するマクロの使い方

 

 

ファイル名を変更するマクロの使い方を図を使ってご紹介します。

 

1.現在のファイル名を取得し一覧を作成

 

フォルダの場所を記入し、「フォルダ名取得ボタン」を押下するだけでファイル名の一覧を作成することができます。

 

2.変更後のファイル名をC列に記入し、「フォルダ名変更ボタン」を押下

変更後のファイル名を記入後「フォルダ名変更」ボタンを押下すると、フォルダ名の変更処理が完了です。

 

ファイル名を変更するマクロの実行結果がこちら

 

大量のフォルダ名を一瞬で変更することができました。

 

「フォルダ名の変更」の他に、「エクセルファイル名の変更」「ワードファイル名の変更」「テキストファイル名の変更」を自動化するマクロを設定しています。

 

使い方は上記で解説している「フォルダ名の変更」と全く同じです。

 

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ガッツポーズの人

いろんな形式のデータに対応しているのでめちゃくちゃ使える

 

ファイル名を変更するマクロの導入方法

 

 

ファイル名を変更するマクロの導入方法を図を使って解説していきます。

手順通りに操作すればVBA初心者の方でもきっとファイル名を変更するマクロをお使いのエクセルファイルに導入することができるはずです。

 

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上を目指す人

ちょっと大変ですが是非挑戦してみてください。

 

様式の設定

 

  • D2セル:名前を変更したいファイルが保存されているフォルダ場所を記入する場所
  • A4セルから下:現在のファイル名を取得し一覧にする場所
  • D4セルから下:変更後のファイル名を記入する場所

様式設定では上記3つのポイントに気を付けてください。

 

ファイル名を変更するマクロの作成

1.VBA編集画面を開く

2.Moduleを作成する

 

3.Module1にVBAを作成する

 

4-1.ファイル名を取得し一覧にするマクロのコード

Sub フォルダ名取得()
    Dim FP As String
    FP = Cells(2, 4)
    Dim fl As FileSystemObject
    Set fl = New FileSystemObject
    Dim Fld As Folder
    Set Fld = fl.GetFolder(FP & "\")
    Dim FlName As Folder
    For Each FlName In Fld.SubFolders
    gyo = Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    Cells(gyo + 1, 1) = FlName.Name
    Next
    Set fl = Nothing
End Sub

 

4-2.ファイル名を変更するマクロのコード

Sub フォルダ名変更()
    gyo = Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    Dim fl As FileSystemObject
    Set fl = New FileSystemObject
    Dim ff As Folder
    Dim FP As String
    FP = Cells(2, 4)
    For i = 4 To gyo
    FoName = FP & "\" & Cells(i, 1)
    Set Flp = fl.GetFolder(FoName)
    Flp.Name = Cells(i, 3)
    Next
    Set Flp = Nothing
End Sub

 

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ガッツポーズの人

2つのコードはそのままコピペしてお使い頂けます。

 

 

マクロ実行ボタンの作成

設定したマクロを実行するための「ボタン」を作成します。

 

1.ボタンの作成

 

2.マクロの登録

これで、ファイル名を変更するマクロの導入が完了です。

マクロの使い方で紹介している手順で操作をすればフォルダの名前をまとめて変更することができます。

 

「エクセルファイル名の変更」「ワードファイル名の変更」「テキストファイル名の変更」するマクロについては、導入方法はほとんど上記で紹介している方法と同じなのですが、使われているコードが少しだけ異なります。

 

下記のサイトでは、フォルダ名の変更に加えて「エクセルファイル名の変更」「ワードファイル名の変更」「テキストファイル名の変更」するマクロが設定されたエクセルファイルをダウンロードしてお使い頂くことが可能です。

 

気になる方は是非チェックしてみてください。

 

ファイル名を変更するマクロで仕事の効率アップ

 

ファイル名を変更するマクロはデスクワーク全般の効率をアップさせることが可能です。

 

勤めていた職場で実際にあった事例をご紹介します。

私が勤めていた会社は転勤が多く、

担当者か変わるとデータの保存の仕方がコロコロ変わってしまう!

という問題を抱えていました。

 

「前任の方が使っていたファイルはどこ?そもそもどのようなファイル名で保存しているの?」

 

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ダウンする人

お目当てのファイルを探すだけでめちゃくちゃ時間がかかる。。

 

転勤して最初の仕事が、

使用頻度の高いデータを開いて片っ端から中身を確認する!

という非効率的なことをしなければならない状態でした。

 

こんな問題を解決するために開発したのが、ファイル名を変更するマクロです。

 

このマクロには、

大量のファイル名を一瞬で変更できる機能に加えて現状のファイル名と変更後のファイル名をリスト化することができる

というメリットがあります。

 

ファイル名の変更前と変更後がわかるリストがあれば「ファイル名を変えられて困る方が出てくる」という問題の発生を防ぐことができます。

 

職場全員にファイル名の変更を周知しつつ大量のファイル名をまとめて変更することができるので、

データ管理業務の効率をアップさせることができます。

 

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ガッツポーズの人

転勤で担当者が変わっても問題なし

 

VBA未経験者がファイル名を変更するマクロを導入する方法

 

ファイル名を変更するマクロを導入して仕事の効率をアップさせたい!

けど、

「導入方法を見たけどよくわからなかった。」「業務内容に合わせてアレンジしたいけどやり方がわからない。」

 

このような問題でマクロの導入が進んでいない方がいるかと思います。特に、VBA未経験者は難しいと感じる操作が多いのではないでしょうか。。

 

そんなVBA未経験者の方でも比較的簡単にマクロを導入する3つの方法をご紹介します。

 

ファイル名を変更するマクロが設定されたExcelファイルをダウンロードする

最も簡単にファイル名を変更するマクロを導入する方法は、

マクロが設定されたエクセルファイルをダウンロードする

です。

 

この方法だとVBA未経験の方でもすぐにマクロを導入することができます。

この記事で紹介している「ファイル名を変更するマクロ」は下記のサイトでダウンロードすることが可能です。

 

興味のある方はダウンロードしてエクセル業務の効率化にお役立てください。

 

マクロが設定されたエクセルファイルをダウンロードする導入方法は誰でも簡単にマクロを導入できるのですが、

想定しているドンピシャの処理をするマクロをネット上で見つけることが難しい

というデメリットがあります。

 

例えば、

「ファイル名を変更した後別のフォルダに移動させたい。」

こんな処理をするマクロを探してみたのですが見つけることはできませんでした。

 

VBAはいろんな情報が発信されているとはいえ、ドンピシャの処理をするマクロを見つけのはかなり難しいということです。

 

業務内容に合わせたドンピシャの処理をするマクロを導入するには、下記で紹介している「マクロの開発依頼という導入方法がおすすめです。

 

マクロの開発依頼をする

専門家にマクロ開発依頼することで業務内容に合わせたドンピシャの処理をするマクロを手に入れることができます。

 

依頼方法としては、

「こんなような仕事をしていて、こんなような作業で困っている」というように業務内容を報告。「こんなような処理を自動化したい」という要望事項や改善事項を相談してVBAの開発を依頼する

 

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作業する人

このような流れが一般的です。

 

開発費用は発生しますがエクセル業務の効率を2倍、3倍にアップさせることができるので、絶対におすすめです。

 

当マメBlogでも業務内容に合わせたマクロ開発依頼を受注しています。

 

  • 写真を貼り付けるマクロの開発
  • 書類作成を自動化する転記マクロ開発
  • 絞り込み機能付きドロップダウンリストの設定

 

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ガッツポーズの人

上記のようなマクロ開発の相談を受けることがあります。

 

マメBlogが行うマクロ開発の特徴がこちら

 

  1. 安価
  2. スピード納入
  3. 業務内容に合わせた柔軟なVBA開発

 

土曜日、日曜日、祝日関係なしに作業させていただきますので「スピード納入」が可能です。

 

まずは「どんな処理を自動化したいのか」をご相談ください。

「VBA開発が可能か」「どのようなVBAを設定すべきか」「見積金額はどれくらいなのか」を打合せした後、作業を開始いたします。

 

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ひらめく人

どんどんマクロを導入してエクセル業務の効率をアップさせましょー

 

 

 

VBAの基礎知識を身につける

VBAの基礎知識を身に付けることで、エクセル業務の効率をアップさせるマクロを自分で作成することができるようになります。

 

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悩んでる人

プログラミングの勉強って難しくて時間がかかりそう

このように思われる方が多いかと思います。

 

確かにプログラミングの勉強は難しいですがVBAは数あるプログラミング言語の中でも、

未経験者でも学習を進めやすいプログラミング

とされています。

 

その理由は、

  • 情報量が豊富で初心者向けの教材が多く販売されている
  • エクセルが使えるパソコンがあればすぐに挑戦できる

からです。

 

実際に私は本格的にVBAの勉強始めて、約一ヶ月で実務で役立つ効率化マクロを開発できるようになりました。

 

ネットや参考書で紹介されている簡単なマクロを扱えるだけの基礎知識を身に付けると、業務内容に合わせたマクロを開発できるようになるはずです。

 

ゴリゴリのプログラマーになるためには相当な勉強時間が必要になりますが、

業務内容に合わせたマクロを設定する程度でよければ1ヵ月から2ヶ月程度の学習期間で達成することができます。

 

下記の記事では、VBA未経験者におすすめの参考書及びプログラミングスクールについて紹介しています。

 

VBA未経験者のためのプログラミングスクール【1st Step】を利用してみた感想がこちら

 

VBAの勉強を始めた頃、買ってよかったと感じた参考書の紹介記事がこちら

実際に私が利用して「すごい良かった」と感じたもの厳選しているのでめちゃくちゃオススメです。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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ガッツポーズの人

VBAを使ってエクセル業務の自動化をしていきましょー