電験三種勉強方法【法規科目似たような数値や表現をしっかり覚える】

電験三種試験は選択問題形式で5択の中から正解を選ばなければなりません。

勉強するにつれて5択の中でも、パッと見ただけで2択または3択に絞れるような問題があります。

2択または3択に絞った後に正解を選ぶことができるかどうかが合格、不合格の境になってくると思います。

私は法規科目で3回50点で不合格という経験をしました。

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豆父ちゃん

あと1問正解していたら合格だったのに、、
悔しすぎる、、

この、あと1問の壁を突破する大事なコツが、似たような数値をしっかり身につけるということです。

私が勉強していて、何回も迷ったり見返したりした似たような数値や表現を紹介します。

ヒューズと過電流遮断器

過電流遮断器容量と配線許容電流

上記の配線図を見るとイメージしやすいと思います。

図内の赤字で示してある倍数はよく試験問題に出題されます。

さらに、配線図の内容をすべて文章で説明された問題も出題されるので内容をしっかり理解する必要があります。

ヒューズ

  • 定格電流の1.1倍の電流に耐えること
  • 定格電流の1.6倍の電流を通じた場合にT2の時間内に溶断すること
  • 定格電流の2倍の電流を通じた場合にT1の時間内に溶断すること
定格電流の区分 T2 T1
30A以下 60分以下 2分以下
30Aを超え60A以下 60分以下 4分以下
60Aを超え100A以下 120分以下 6分以下

上記表は低圧ヒューズの溶断特性

配線用遮断器

  • 定格電流の1倍の電流で自動的動作しないこと
  • 定格電流の1.25倍の電流を通じた場合にT2の時間内に溶断すること
  • 定格電流の2倍の電流を通じた場合にT1の時間内に溶断すること
定格電流の区分 T2 T1
30A以下 60分以下 2分以下
30Aを超え50A以下 60分以下 4分以下
50Aを超え100A以下 120分以下 6分以下

上記表は配線用遮断器の溶断特性

ヒューズと過電流遮断器の倍数の問題はよく出題されます。

倍数も似たような数字が多いのでしっかり区別して覚えましょう。

過電流遮断器の敷設と住宅内電路

過電流遮断器の敷設として

機械器具および電路を保護するために必要な箇所に
過電流遮断器を敷設しなければならない。

とあります。

その中で過電流遮断器の敷設が必要な機械器具の条件の1つで屋内に敷設する出力が0.2kWを電動機とあります。

この0.2kWという数字は試験問題によく出題されます。

住宅内電路の敷設規則に

住宅は危険度の高い施設は極力避けるべきという観点から定格消費電力が2kW以上の電気機械器具およびこれに電気を供給する屋内配線について下記の条件により敷設することで、対地電圧を300V以下にすることができる。

条件

  • 2kW以上の電気機械器具
  • 機械器具と屋内配線は直接接続すること(コンセント禁止)
  • 電気機械器具には簡易接触防護措置を施すこと
  • 専用の開閉器および過電流遮断器を設けること。
  • 電路に地絡を生じたときに、自動的に電路を遮断する装置を設ける
  • 屋内配線には、簡易接触防護措置を施すこと

とあります。

試験の選択肢の中に0.2kW2kWの2つがある場合、上記で紹介した項目のどちらのことか迷ってしまいます。

過電流遮断器→0.2kW

電気機械器具→2kW

と迷わず回答できるようしっかり区別して覚えましょう。



電気工作物と地絡遮断器

電気工作物とは

発電、変電、送電もしくは配電又は電気の使用のために設置する機械、器具、ダム、水路、貯水池、電線路その他の工作物(船舶、車両または航空機に設置されるものその他の政令で定めるものを除く)をいう

と定義されています。

電気工作物に該当しない条件として

電圧30V未満の電気的設備であって、
電圧30V以上の電気的設備と電気的に接続されていないもの。

とあります。

この電圧30Vという数字は試験問題によく出題されます。

地絡遮断器の敷設

電路には、地絡が生じた場合に、電線若しくは電気機械器具の損傷、感電又は火災のおそれがないよう、地絡遮断器の敷設その他の適切な措置を講じなければならない

とあります。

地絡遮断器の敷設条件として

  • 金属製外箱を有する使用電圧が60Vを超える低圧の機械器具の保護
  • 高圧または特別高圧の電路と300Vを超える低圧の電路とを結合する変圧器を保護

とあります。

この使用電圧60Vという数字は試験問題によく出題されます。

選択肢の中に電圧60V電圧30Vの2つがある場合、上記で紹介した項目のどっちのことか迷ってしまいます。

電気工作物に該当しない→電圧60V

地絡遮断器の敷設条件→電圧30V

と迷わず回答できるようしっかり区別して覚えましょう。

さまざまな〇〇電圧

電験三種では対地電圧、線間電圧、使用電圧といったように〇〇電圧という表現は数多く使われています。

問題の選択肢にこの表現がごちゃ混ぜで出題されたらしっかり覚えていないと回答するのは困難になります。

対地電圧は接地系電路と大地との間の電圧のこと、線間電圧は非接地系電路での線と線の間の電圧のこと

という違いがあります。

  • 地絡遮断器の敷設条件
     使用電圧が60Vを超える低圧の機械器具
  • 地絡遮断器の省略条件
     対地電圧が150V以下かつ水けのない場所
  • 低圧配線の絶縁抵抗値
     使用電圧300V以下かつ対地電圧150V以下(0.1MΩ)
     使用電圧300V以下かつ対地電圧150Vを超える(0.2MΩ)
     使用電圧300Vを超える(0.4MΩ)
  • 耐圧試験電圧
     電路の使用電圧によって試験電圧が異なります
     耐圧試験電圧はすべて最大使用電圧という語句

になります。

終わりに

今回紹介した似たような数値をしっかり身につけておくと、5択の選択肢から選択肢を何個か消去することができます。

他にも似たような数値は出題される可能性が高いため、試験直前時の自信にも繋がります。

内容を3日に1回程度繰り返し復習し、完璧に身に着くまで繰り返しましょう。

完璧に身につけば復習にかかる時間がだんだん短くなっていき、復習が全く苦にならなくなります。

電験三種法規科目は繰り返しと継続が合格への道です。

地道に頑張りましょう。

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豆父ちゃん

法規科目は1分でもいいので毎日行いましょう。
記憶に定着させることが重要だよ。