電気主任技術者の年収はどれくらい?【開業2年目の年収を公開発表】

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疑問がある人

電気主任技術者って儲かるの?

 

こんな疑問にお応えします。

 

結論からいうと、

 

個人事業主として電気主任技術者の仕事を始めて2年目、

現在の年収は600万円

 

です。

 

この金額を高いととるか、低いととるかは人それぞれだと思いますが、

私的には大満足の金額です。

 

この記事では、個人事業として電気主任技術者仕の事をしている私が、

電気主任技術者の年収と仕事内容をご紹介しています。

 

電気主任技術者を目指している!という方は是非参考にしてみてください。

 

電気主任技術者(個人事業)の年収

私は個人事業主として開業し、電気主任技術者の仕事を行っています。

 

会社員としてではなく個人で事業を行なっているため、

報酬は全て自分の収入となり経費を使って事業で必要な試験機や材料を購入(経費)する

ことになります。

 

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ひらめく人

これを踏まえて私の年収と所得をご紹介します。

 

1年目(4月〜12月)の業績

  • 収入‥200万円
  • 経費‥80万
  • 所得‥120万円

 

2年目の業績

  • 収入‥600万円
  • 経費‥50万円
  • 所得‥550万円

 

所得とは、

収入から経費を差し引いた金額のことです。

所得 = 収入 一 経費

 

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指示する人

会社員で言うところの「手取り」のようなイメーデです。

 

 

開業1年目は、「お客さんが少ない」「必要な工具や機材を購入した」という理由から所得は少なめです。

 

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悩んでる人

会社員を辞めた最後の年の3分の2くらい

開業して2年目は、「まとまったお客さんと契約できた」「1年目に工具や機材を買い揃えたので経費が少ない」という理由から所得が高めです。

 

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ガッツポーズの人

2年目の所得は1年目の所得と比べると約3倍近くアップ

 

個人で行う電気主任技術者は、

  • まとまったお客さんと契約できれば収入が安定する
  • 工具や機材を買い揃えてしまえば出費が少ない

という特徴があります。

 

リスクが伴う個人事業主の中でも、比較的安定した収入を得ることができる職種だと言えます。

 

電気主任技術者とは

電気主任技術者とは、

事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、設置者が電気事業法上置かねばならない電気保安のための責任者

のことをいいます。

 

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悩んでる人

難しい表現が多くてわかりにくいですよね

簡単に言い換えると、

工場やビルなどの大きな電気を扱う場所での、電気設備の保守管理を行う責任者

のことです。

 

点検をして悪い箇所を見つけたら、

工場やビルの設置者(保有者)に報告し改善するよう指示する立場になります。

 

電気主任技術者の立場をネガティブに捉えると

漏電火災や波及事故のような電気事故を発生させてしまうと責任が問われる可能性がある立場

ということです。

 

大きな責任が問われる職業なだけに、

難しい仕事

責任を押し付けられることがある仕事

と捉えている方が少なくありません。

 

電気事故を発生させないためには

  • 深い知識を身につけていること
  • 経験があること
  • 新しい技術に対応するため日々勉強すること

が求められます。

 

電気主任技術者という仕事は、

電気のことを深く理解し、電気事故を発生させないスキルが求められます。

 

電気主任技術者になるには

電気主任技術者になるには、2つの条件を満たす必要があります。

 

それは

  • 電験三種の合格
  • 電気主任技術者の行う業務(実務経験)を積む

ということです。

 

2つの条件について詳しくご紹介していきます。

 

電験三種(第三種電気主任技術者試験)とは

電験三種は、

発電所や変電所、多くの電気を使う事業所に設置される電気設備の保守・管理ができるようになる

国家資格のことです。

 

簡単に言うと、

大きい電気を扱う事業所の電気設備の責任者(電気主任技術者)になる

というイメージです。

 

電気主任技術者になるからには、専門的な電気に関する知識を詳しく知っておかなければなりません。

電験三種は試験内容がかなり難しいので、

合格することができればおのずと普通の人よりも電気に詳しい知識が身についているはずです。

 

電験三種の試験内容は、

「理論」「機械」「電力」「機械」の4科目あり、

全ての科目を合格しなければなりません。

 

基本的に合格は60点以上とされていますが、平均点によっては合格点が下がることがあります。

 

出題形式は全て選択式なので、わからない問題でもとりあえず選択することが大事。

選択式だからといっても、全く勉強をせず運だけで4科目合格することはまず不可能なのでしっかり勉強しましょう。

 

私は電気関係の仕事をこなしながら毎年受験を繰り返し、

合格までに7年もの時間を費やしました

 

同期や上司からは、

よく諦めなかったな!

と驚かれたくらいです。

 

下記の記事では、電験三種合格に必要な勉強時間はどれくらいなのかという記事をご紹介しています。

 

 

これから電験三種の勉強を始めようと考えている方は是非参考にしてみてください。

 

電気主任技術者の実務経験とは

電気主任技術者の実務経験とは、

規定に定められた業務に従事した期間

のことです。

 

「規定に定められた業務」というのがポイントで、

例えば、

一般家庭の屋内配線工事を施行している方は実務経験を積むんでいることにはならない

高圧受電盤の定期的な検査を定期的に施行している方は実務経験を積んでいることになる

ということです。

 

現在行なっている業務が「電気主任技術者の実務経験」に該当するのか調べてみてください。

 

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上を目指す人

業務内容によっては、将来電気主任技術者に従事することができるかもしれません。

 

「実務経験」にはもう一つ重要なポイントがあります。

それは、

あなたが電気主任技術者の実務経験に該当する業務を行なっていると会社が認めてくれるのかどうか

ということです。

 

いくら規定で定められた業務をこなしていたとしても、会社が認めてくれなくては「実務経験を積んだ」ことにはなりません

 

実際にあった事例がこちら

私は勤めていた会社から実務経験の承認をもらって退職。

翌年、私と全く同じ業務をしていた上司が会社に実務経験の申請をしたら承認してもらえなった。

 

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悩んでる人

上司は現在実務経験を積むことができる会社に転職し実務経験を積み直している最中だそうです

 

退職を会社に告げる前に、

会社が本当に実務経験証明書にハンコを押してくれるのかどうか

を確認しておかなければ大変なことになります。

 

下記の記事では、実務経験を認めてくれなかった事例について詳しくご紹介しています。

 

実務経験は電気主任技術者という業種以外にも、介護や保育といった業種でも必要になることがあるようです。

これから実務経験証明書の承認を会社に申請しようと考えている方は是非参考にしてみてください。

 

 

 

電気主任技術者の仕事内容

電気主任技術者が行う電気設備の保守・管理業務は、

目視点検や試験機を使った測定を業務を「保安規定」というルールに則って行います。

 

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困った人

これでは何をやっているかわかりにくいですよね。

 

実際に私が行っている1日のタイムスケジュールや代表的な業務を例にしてご紹介していきます。

 

日常の検査業務

日常のタイムスケジュールはこんな感じ

 

9:00
娘を幼稚園に送り届ける

 

9:00〜14:00
お客さんの事業所の点検、お昼ご飯、疲れたら休憩

 

14:00〜17:00
デスクワーク、子どもが騒いだら一緒に遊ぶ

 

ザックリとした内容で、

仕事時間短くない?と思われるかもしれませんが本当にこんな感じです。

 

決まった時間というものが幼稚園の送迎くらいで、

疲れたら休むし、お腹が減ったらご飯を食べる、というスタイルで仕事をしています。

 

会社員としてではなく個人として仕事をしているので、

自分のライフスタイルに合ったようにスケジュールを組める

というのが大きな特徴だと思います。

 

停電が伴う検査業務

停電を必要としない定期点検の他に、

停電をさせて検査をする業務があります。

 

この停電検査では、

「お客様と綿密な打合せ」「関係箇所への連絡」「専門的な測定器を使って検査」

を行います。

 

作業時間はだいたい1時間~2時間程度で終わるのですが、

いろんなことを考えながら検査にあたるので結構大変です。

 

障害対応

お客様の施設で停電や漏電が発生したときに、

現地に行って原因を調査し改善する

という業務があります。

 

測定器や検査の実績、状況確認などで障害の原因となる箇所を最低限見つけ出さなければなりません。

原因が判明し大規模な改修工事が必要ならば、別途電気工事屋さんに依頼するということになります。

 

電気主任技術者は、お客様施設の電気設備の責任者なので、

電気が使えなくなっているのに悪い箇所がわからないから諦める

なんてことは許されません。

 

日常のタイムスケジュールだけを見ると、

「楽な仕事だなぁ」と感じるかもしれませんが、責任の伴う大変な仕事でもあります。

 

これから電気主任技術者を目指す方へ

電気主任技術者という仕事は、とても魅力的な仕事だと私は思います。

 

私が感じる電気主任技術者の業界は現在こんな感じ

 

  • 技術者が足りていない
  • 高圧受電設備が増えている
  • 収入が高い

 

電気主任技術者になるためのハードルが高い分、

電気主任技術者になってからの見返りはかなり大きいと思います。

 

ここで、ハードルが高すぎて絶対にムリ!

なんて思わないでください。

 

私は、

たまたま電気関係の大学を進学

たまたま電気関係の会社に就職

たまたま実務経験を積める業務に従事する

そして、電気主任技術者になることができました。

 

早いうちから電気主任技術者なるための行動をしていれば、無理なことは絶対にありません。

 

電気主任技術者になるための第一歩としては、

第三種電気主任技術者試験の受験

です。

 

電気主任技術者という業種が気になる!と思ったなら、一冊参考書を買ってみるのもいいかもしれません。

どんなことを勉強しなければならないのか

どんな法律の下、電気設備の保守・管理業務を行うのか

なんとなくイメージができるかもしれません。

 

 

これから第三種電気主任技術者試験の勉強をはじめてみようと思っている方におすすめの参考書はこちら

 

完全マスター電験三種受験テキスト法規

 

法規の参考書は電気主任技術者以外にも電気工事や設備管理にも通じる情報が詰まっています。

電験三種がどんな試験なのか、電気主任技術者はどんな法律の元仕事をするのか、

を勉強することができます。

 

この参考書は電験三種の受験のために購入したのですが、

試験に合格し電気主任技術者となった今でも読み返すことが多々あります。

遅かれ早かれ電気主任技術者を目指すのであれば購入することになるであろう参考書なので、

最初の一冊に購入してしまうことをおすすめします。

 

下記の記事では、電験三種に合格するための参考書選びのポイントや失敗経験についてご紹介しています。

 

参考書の種類で迷っている方は是非私の失敗談を確認してから決定してください。

 

最初は誰でも難しく感じてしまうと思いますが、

諦めず頑張ってみてください。