副業として請け負った仕事で請求書を発行したい【作り方を徹底解析】
副業で仕事を受注することができた。自分で請求書を発行したことがない!
請求書ってどうやって作成すればいいの?自作しても効果ってあるの?
こんな疑問にお答えします。
請求書を作成するには以下のような方法があります。
- 請求書作成ソフトや会計ソフトから請求書を作成する
- エクセルやワードを利用して様式から請求書を作成する
- ホームセンターや100均などで販売されている伝票(請求書)を利用する
この中で私がおすすめする方法は「請求書作成ソフトや会計ソフトから請求書を作成する」です。
私は副業として受注したお仕事で月に数回請求書を発行していて、請求書作成ソフト【Misoca】を利用しています。
【Misoca】には毎月5通まで請求書を無料で発行することができる無料プランがあるので副業での請求書作成時におすすめです。
この記事では、副業で請求書を発行するときのポイントや注意点、私が初めて請求書を発行したときの経験などをご紹介しています。
せっかくお仕事を受注できたのにちゃんとした請求書が発行できない!
こんなことにならないよう、記事で紹介している内容を参考にしてみてください。
目次
そもそも自作した請求書に効果ってあるの?
初めて請求書を発行するとき、「自分で作成した請求書って経理的な効果はあるの?」と疑問に感じるかと思います。
結論からいうと、自作した請求書であっても経理的な効果は発生する!です。
報酬を支払う側の立場になって考えてみてください。
受け取った請求書の内容(金額や相手の会社名、口座情報)を確認し納得したときに報酬を支払います。
このとき抑えておくべき重要なポイントは、「請求書の様式がしっかりしているか」ではなく「打合せした内容が記載されていてちゃんと仕事をしたのか」です。
仕事の成果に納得し提出された請求書の記載内容で問題なしと判断した時点で報酬を支払うことになり、支払いが完了した時点で提出した請求書に経理的な効果が発生することになります。
ちょっと意地悪ないい方をすれば、
どんなにしっかりとした様式の請求書を提出しても、相手が仕事の成果に納得をし報酬を支払ってくれなければ紙切れと同じ
ということです。
私の中で請求書は「相手が報酬を支払うための情報が記載されたもの」程度の書類にすぎません。
報酬を支払ってもらうためには以下のような情報が必要になります。
- 会社名
- 仕事内容(件名)
- 金額
- 報酬の支払い方法(口座情報)
これらの情報を一枚の用紙にまとめると、よくテンプレートとして紹介されている一般的な請求書が出来上がります。
請求書の作り方
請求書の作り方を具体的にご紹介していきます。
請求書作成ソフトや会計ソフトで請求書を作成する方法
専用のソフトを利用すれば簡単に請求書を作成することができます。
ここでは請求書作成ソフト【Misoca】を使って請求書を作成する方法を解説していきます。
【Misoca】で「請求書を新しく作る」を選択すると下記のような画面になります。
順番に赤ラインの項目を入力していくだけで作業は完了です。
出来上がった請求書はこちら
エクセルやワードで請求書を作成する方法
専用ソフトを使わず請求書を発行する場合、エクセルやワードを使って様式から自作する方法があります。
上記は【Misoca】からダウンロードしたエクセル請求書のテンプレートです。
テンプレートをダウンロードしたい!という方はこちら → 【Misoca】エクセルテンプレートのダウンロード
「相手先会社名情報」「金額」「品番・品名」「自分の情報」を入力していきます。
テンプレートがあると誰でも簡単にしっかりとした請求書を作成可能です。
様式を0から作成するのもいいですが、テンプレートを使った方が遥かに効率的でしっかりとした請求書にすることができます。
販売されている伝票を利用して請求書を発行する方法
ホームセンターや100均などで購入することができる代表的な請求書伝票がこちら
必要な情報を手書きしていくことで請求書を作成することができます。
自分の情報はゴム印を押しておいて、請求書を発行するときは「相手先会社名情報」「金額」「品番・品名」を記入するだけという状態にしておきましょう。
そうすればいつでも素早く請求書を発行することができます。
請求書は見た目がとても大切
請求書は見た目がとても大切です。
それは、お客さんと密接にかかわる仕事の一つだからです。
私の仕事は電気設備の検査をする仕事をしていて、お客さんが使っている電気設備が正常に使えるのか、故障していないのかをチェックしています。
お客さんは私がどのような準備をしてどのような手順で仕事をしているかを把握していません。
確認することと言えば、検査結果の報告書と共に提出される請求書です。
請求書がしっかりとした造りになっていなければ、「この人はしっかり仕事をしているのだろうか?」という気持ちを抱かせてしまう可能性があります。
私の個人的な考えなのですが、
- 伝票の請求書を使っている方はパソコンが苦手
- 提出書類に不備があったり汚れがついていると仕事が雑
と感じてしまいます。
請求書に限らずお客さんに提出する書類は見た目がとても大切になるので注意してみてください。
副業として仕事したときの請求書発行事例
私は副業として、エクセルマクロの開発を受注しています。
仕事の受注から報酬を受け取るまでの流れがこちら
- エクセルマクロの開発依頼を受ける
- 依頼内容から見積書を作成
- 見積書の内容で承諾をもらった後作業開始
- 完成したマクロと請求書を提出
- 報酬をもらう
実際に提出した請求書がこちら
【Misoca】で作成した請求書なので、見た目が良く請求書に必要な情報が全て網羅されています。
一度請求書を作成すると、次回からは複製して使いまわすことができるのでめちゃくちゃ簡単に請求書を作成することが可能。
私は完成品と同時に請求書を提出する方法で仕事をしているのですが、完成品を提出したにも関わらず請求を踏み倒されてしまう!ということがあります。
請求書にまでこだわりを持って仕事をさせてもらっているのにショックです。
副業でお仕事を受注するときは「報酬を受け取るタイミング」まで打合せしておくといいでしょう。
【Misoca】を利用する前は、本業で利用している会計ソフト【マネーフォワード】から請求書を発行していました。
しっかりとした請求書を発行できるのですが、自分の情報を副業用の情報へ変更しなければならないという手間がかかるデメリットがあります。
手間がかかるし正規な使い方ではないので、本業で使っている会計ソフトから副業で発生した請求書は作成しない方がいいと思います。
このような理由からも、副業での請求書作成は【Misoca】の利用がおすすめです。
請求書作成サービス【Misoca】は副業をしている方におすすめ
ミソカが副業での請求書発行におすすめな理由は、無料で使えるプランが用意されているからです。
1ヶ月請求書発行枚数が5枚という制限がありますが、しっかりとした様式の請求書を無料で発行することができます。
さらに、【Misoca】で作成できる請求書にはいろんな様式が用意されていて業務内容に合った請求書を発行することが可能です。
例えば、
毎月請求書を提出するような仕事の場合、繰越金額を記載できる様式がおすすめです。
なんらかの理由で支払いが滞っても現在いくらの滞納金額があるのかすぐに確認することができます。
他にも「窓付き封筒に対応した様式」「明細なし合計金額なし」といった様式を選択することができます。
副業で請求書を発行しなければならない!と言う方は【Misoca】の導入はかなりおすすめです。
サイトには「無料で使えるテンプレート」や「会計業務に必要な基本知識」を確認することができます。
会社員は請求書の発行に注意が必要
会社員が副業をして報酬を得る行為には注意が必要です。
それは、勤める会社が副業を禁止しているかどうかということです。
「税法上完全に副業を禁止することはできない」という情報を目にしますが、
会社の就業規則で副業が禁止されているなら会社員である以上規則を守らなければならないと私は考えます。
ですが、会社員でいる以上いつまでたっても副業できないというのもツライと思います。
なぜ副業で収入が発生すると会社にバレてしまうのかをご説明したします。
会社員が副業をする場合、
20万円の以上の収入が発生しなければ確定申告が不要 = 何も手続きをしなくてもいい
と考えている方が多いですがそうではありません。
確かに20万円未満の場合、税務署への確定申告は不要ですが市役所への申告が必要になります。
市役所へ副業で得た収入を報告すると、売上金額によって住民税が変わります。
住民税が変わると勤めている会社に住民税の通知がいくので、「こいつは給与所得以外に所得があるのか?」とバレてしまう。
これが勤める会社に副業がバレてしまう仕組みです。
ここで疑問となるのが、「20万円未満の収入を市役所に申告しなければいいのでは?」ということです。
私の勝手な推測ですが、
確定申告不要の個人が副業で収入を得ていることを市役所が100%把握することは不可能だと思います。
なので、
「副業で20万円未満の収入を得ているけど何も申告してない。全然問題ないよ!」
と主張する方がいると思っています。
しかし、繰り返しお知らせしますが法律的には20万円未満の収入の場合は市役所に申告することとなっています。
正規な方法で副業をするのなら「勤めている会社に副業します。」としっかり申告して副業をすることです。
- 会社から厳しく副業を禁止されている
- 今の会社で働き続けることは難しい
- 新しいことにチャレンジしたい
このように考えている方は脱サラを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
私は30歳のときに脱サラをして、年収がアップし家族と過ごす時間を大幅に増やすことができました。
下記の記事では、脱サラして激変した生活について紹介しています。
「生涯会社員でいる方が安定している」という方もいらっしゃいますが実際に個人事業主として事業を営んでわかったことが、業種によっては個人事業でも安定してして稼ぐことはできるということです。
しっかりとした事業計画を経てる必要がありますが脱サラに挑戦してみる価値はあります。
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