退職の伝え方【10年勤めた大手企業を退職した私の経験・注意事項を紹介】

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豆父ちゃん

長い間お世話になった会社を退職する。上司にどのように伝えればよいのかわからない。

こんな疑問にお応えします。

私は10年間勤めた電気関係の会社を退職しました。

任されている仕事の処理や転職先の勉強などで忙しい時期が1年程度続き、転職が8割程度確定した時期に感じたことが、会社に転職のことをどうやって切り出せばいいのだろう!ということです。

この記事では、無事に円満退社することのできた私の経験談を踏まえて退職の伝え方や準備していた方がいいことについて詳しく紹介します。



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退職の使え方で最も大事なことはタイミング

退職を伝えるにあたり最も大切なことは、タイミングです。

上司の立場になって考えたとき私が退職しようとしているなんて全く予想していないはずです。私が退職することで間違いなく上司や周りの同僚に仕事が割り振られ迷惑をかけることになってしまいます。それにも関わらず、職場が忙しいときに退職を伝えてしまうと円満に退職できるものもできなくなってしまう可能性があります。退職を伝えるタイミングは最新の注意を払って決めましょう。

私の職場では、1年を通して12月~1月の間は仕事が落ち着きます。さらに人事異移動が4月ということもあり12月頃に人事部で移動の会議を行っているようです。

そのため、仕事が忙しくない時期・人事が決定する時期が重なる12月に退職の旨を伝えることが最善の方法と考えていました。12月に退職を伝えて翌年の3月に退職するスケジュール感だと、残りの仕事整理、有給休暇の消化ができておすすめです。

退職を伝えるタイミングを決定する際に注意が必要なのは、会社が定めている規定の確認です。

「退職をする日から何日以上前までに退職届を提出すること」というような規定があるはずなので確認しておきましょう。定められている規定を違反してしまうと、退職金が出なかったり退職できない可能性があります。

 

退職する内容をしっかりまとめて伝える

退職を伝える際にはしっかり内容をまとめておく必要があります。突然退職を突き付けられた上司も驚いてしまい、いろんなことを質問してくると思われます。

 

  • 退職理由
  • 転職先について
  • 今自分が与えられている仕事の進捗状況
  • 今後の引継ぎ業務
  • 家計状況

家計状況はいらないのでは?と感じる方もいらっしゃると思いますが、私の上司はほんとうに面倒見がよく「仕事辞めて生活は大丈夫か?」と相談にのってくれるような方でした。心配をかけてはいけないと思っていたので家計状況も説明できるように準備をして報告しました。

ただ「来月いっぱいで仕事を辞めさせて頂きます。」では会社や一緒に働いてお世話になった上司、同僚に対して失礼にあたります。退職する内容をしっかりまとめて説明し、誰からも遺恨を残さないようにしましょう。

 

退職に関する会社の規定やルールを調べておく

退職に関する規定があれば、全て把握しておきましょう。

退職の準備をどんどん進めていき、いざ退職を伝えると規定上退職できない、退職すると不利益が生じるということがあります。社内規定を読み込んでおけば無駄な損失を出さずに済むかもしれません。

私の会社では、加入している労働組合の脱退を申請する必要がありました。冗談だとは思いますが、「会社を退職しても組合の脱退申請を出さなければ退職後も組合費を貰い続ける」と言われ驚きました。会社の規定にもそんなことは記載されていなく、組合の規定に記載されているんだそうです。

退職活動をしていると、毎日いろんな準備に追われて細かいことまで頭が回らない!という状況になってしまいます。

退職するには何が必要になるのか事前にリストアップしておくことをおすすめします。

 

  • 退職届
  • 残りの仕事整理
  • 組合脱退申請
  • 国民年金・健康保険の申請
  • 会社で加入している保険の解約
  • 会社で行っている財形貯蓄の解約
  • 年休消化の日取り
  • 退職挨拶メール送信
  • デスクの片づけ
  • 社宅の退去申請
  • 引っ越しの準備
  • 電気・水道・ガスの引っ越し

上記の項目は実際に私がリスト化して使っていたものです。これから退職をする方にとってあてはまる項目が多いと思いますので、是非参考にしてみてください。

 

退職の挨拶を伝える人のリストを作成

礼儀として出勤の最終日にはお世話になった人に挨拶をするようにしましょう。

転勤族ということもあり多くの人と仕事をする機会が多かったため、挨拶は社内メールで一斉に送信する方法に決めていました。

挨拶メールの内容はネットや書籍を参考にしてすぐに作成することができたのですが、いざ挨拶メールを送ろうとすると、「あの人は必要だろうか、あの人には送らなくてもいいか。」というようにどこまでお世話になった人に送信するべきか迷いが生じてしまいました。

 

  • 部長クラスの人は飲み会では話すけど役職が上すぎて不要かな
  • 他系統の人はむ関りがないから不要かな
  • 退職した先輩には社内メールではなく、個人的に連絡しなくては

挨拶メールを作成して送信するまでに半日以上の時間を費やしてしまいました。中にはメールを見て直接電話をくれた方もいらっしゃいます。

退職の挨拶は、内容・伝える人・タイミングについて計画的に準備しておくことをおすすめします。

 

退職は相当エネルギー消費する

退職活動は相当のエネルギーを消費するため体調管理には十分気を付けるよう注意してください。

退職することを妻と話し合った日はお互い一睡もできませんでした。

 

  • 次の仕事で生活していくことはできるのか。
  • 今の仕事よりも条件がよくなるとは限らないのでは。
  • 退職することを会社に報告したら、仲の良かった同僚はどう思うのか。

いろんなことが頭に浮かんで仕事中に集中力がなくなったり、長時間の運転中に眠くなったりする時期が続きました。覚悟はしていたものの知らず知らず相当エネルギーを消費していたんだと思います。

退職した今だからこそ思うことは、退職することを決めた瞬間からいろんなことを考えても退職する日は変わらない!ひとつひとつやるべきことを潰していく!ということです。考え込むよりも、次の仕事について勉強をする!退職するために次の住まいを探す!というような行動をとるべきでした。そうすれば精神的なエネルギーの消費を最小限に留めることができます。

 

退職代行サービスを利用する

退職を職場に伝えても、繁忙期や人手不足を理由に辞めさせてくれないケースがあります。会社の都合なんだから関係ない!と思われる方もいらっしゃると思いますが、みんなが強い気持ちで退職を強行できるわけではありません。

今までお世話になっているんだから会社のためにもう少し続けよう!と退職を先延ばしにしてしまう方も少ないと思います。

そんなときは、確実に退職を代行してくれるサービス【退職代行ガーディアン】の利用をおすすめします。

退職代行ガーディアンとは



東京都労働委員会認証の法適合の法人格を有する合同労働組合。退職代行という労働問題において一般法人(株式会社など)と弁護士の強みを持つ存在で、労働者のために運営されている組織のため合法的に退職代行サービスの提供を可能としています。ガーディアンは労働組合法に基づき東京都労働委員会に認証されている法人格を有する法適合組合が運営するサービスです。よって、憲法および労働組合法の保護を受け、労働者のための代理/交渉が可能となっているので違法ではありません。

退職代行ガーディアンの特徴

退職代行ガーディアンは労働組合なので、低費用(一律29,800円)を実現。正社員・アルバイト・バイト全ての雇用形態に対応できる実力と経験があります。

申し込みから、電話やLINEでの相談は回数無制限で行えるので退職について悩む時間がほとんどなくなります。

退職代行ガーディアンはこんな人におすすめ

退職を伝えたけど辞めさせてくれなくて困っている

低い費用で確実に退職したい

会社と関わるのが精神的に辛く、退職を伝えるために出勤したくない

上記のような項目に当てはまる方は退職代行サービスの利用をおすすめします。

退職は自分の口から伝えるべき!という方もいらっしゃいますが、精神的に辛くてもぅ関わり合いたくない場合、退職代行サービスはとても有効な手段だと思います。さらに退職について労力と時間を費やさなくて済むので、これからの生活や次の仕事のことを考える時間を確保できるようになります。

効率よく確実に退職をして、次のステップに早々に移りたい!という方は退職代行ガーディアンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

これから退職をする方は気持ちの整理整頓が大事

退職をすることで間違いなく職場に迷惑をかけることになります。そのため退職を心良く思わない方がいると考えておくことが重要です。

 

  • お世話になっていた上司から無視されるようになった
  • 挨拶しても返してくれなくなった
  • 仕事でわからないことを聞いても教えてくれなくなった

退職を伝えたあと、上記のようなことを体験したことがある!という方は多いのではないでしょうか。私も数人の上司から上記のような扱いを受けました。

しかしこれはしょうがないことです。上司からすれば、貴重な時間を使って仕事のノウハウを教えてきたのに退職されるのだから面白くないのは当然です。無視したくもなります。

無視されないためにはどうすればいいのか、何かいい方法はあったのか、、など考えるのはやめましょう。退職する時点で今までと同じ関係性ではいられません。前もって気持ちを整理しておき、どんな扱いにも動じない準備を整えておきましょう。