なぜ大手ホワイト企業では若年退職が多いのか【体験談を紹介】

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豆父ちゃん

なぜ大手ホワイト企業では若年退職者が増加してるの?大手ホワイト企業って働きやすい環境じゃないの?

こんな疑問に対して私の体験談を踏まえてお答えします。

結論を一言で表すと、やりがいを見つけることが難しいから!です。

大手ホワイト企業に10年勤めた私が経験したことを踏まえて若年退職の増加について紹介します。

大手企業ではやりがいを見つけることが難しい理由

頑張りの成果が見えづらい

大きい会社では、一人では達成できないような大きい仕事がほとんどです。そのため業務の細分化が行われ、個人の仕事のやりがいや成果が見えづらくなる!という傾向にあります。

例えば、大きいビルの電気設備の新設工事の監督業務を任されたとき私の業務はいろんな系統の業者との工事日程の打ち合わせです。電気の技術的な部分を考えることがほとんどなく、ものづくりを達成した!という感覚がほとんどありませんでした。

大きい会社では、個人が考える仕事のやりがいと実際の仕事内容が異なる!ということがほとんどです。

 

働かない人が多い

ホワイトで大企業な会社ほど規定や労働組合がしっかり整備されています。そんな会社ほど働かない人が多く存在します。

なぜなら賃金規定や就業規則などの規定でしっかり給料や賞罰について定められていて、頑張ってもお給料は上がらない!頑張って働かなくてもクビにならない!ということが定められてしまっているからです。

仕事をしなくても、始業時間までに出社して問題さえ起こさなければ毎月お給料は確実にもらうことができます。

入社したての社員は仕事を覚えるのと仕事が出来るようになりたい!という一心で頑張りますが、ある程度仕事を覚えた中堅層や年寄りは積極的に仕事を取りにいかなくなり、規定で定められている最低限の仕事しかしなくなります。頑張ったところで給料が上がるわけではないので当たり前です。

 

ホワイト企業ならではの問題

働き方改革の影響を受けやすい

働き方改革の一環で私の会社では、一年のうちに有給休暇を必ず5日取得させる。長時間勤務させるときは休憩を取らせる。などのルールがあります。これは社員の健康を守るための素晴らしいルールである反面、問題もあります。

それは、実績の証拠を必ず資料として残す!というとです。

業務日誌というのは毎日小まめに記載しなければなりませんが、忙しい時期はどうしても忘れてしまうことがあります。休憩や休んだ実績とそれを記載している資料の不一致があったとき1から確認する作業が発生してしまいます。

月末は日常業務をストップさせ、自分の勤務整理をしなければなりません。

このような働きやすくなるための制度のせいで余計な仕事が増える!といったことがよくあります。仕事を覚えてやりたいことが増えていく若手社員にとって、やる気の低下に繋がる要因の一つになっています。

 

若手社員はいろんな規定で縛られてしまう

大手企業では、覚えきれないほどのいろんな規定が定められています。

私の会社では次のような規定があります。

 

  • 文房具を購入するとき物品要求規定に基づいて購入をしなければいけない
  • 地震による津波が発生すると予測されたとき津波対応規定に基づいて行動しなければならない
  • 安全に作業するための規程

いろんな規定が定められていますが、入社したての若手社員が全てを覚えることは不可能です。津波対応規定のような日頃絶対に使わないであろう規定を覚えるだけでも若者にとってはストレスになります。

ホワイト企業 = 規定がしっかり整備されている = 守らなければいけない規定が多い!ということになります。

私が特にストレスを感じているのが、セキュリティ規定です。この規定のせいで会社のパソコンに勝手にソフトをインストールすることができません。セキュリティがしっかりしていることでウィルスから会社の情報守ることができすが、それと同時に仕事の効率を上げることができません。

パソコンを使った事務作業の効率を上げる方法として、情報共有ツールを導入することがおすすめです。以前私が利用していた情報共有ツール【Backlog】は、仕事の効率をアップさせてくれる機能が多く搭載されています。

 

  • プロジェクトの進捗管理
  • 課題の洗い出しと解決
  • ファイル共有システム

他にもいろんな機能が搭載されているのですが、私が特に利用していた機能がファイル共有機能とガントチャートによるスケジュール管理機能です。【Backlog】のおかげで、情報の共有や報連相を素早く正確に行えていたのですが、転勤で職場が変わったのをきっかけに【Backlog】が利用できなくなってしまいました。

上司からは、

セキュリティ規定上もう情報共有ツールはインストールできない。前の職場で使えていたのが異例のこと。

と言われてしました。実績があってとても便利なソフトにも関わらず、定められている規程のせいで利用することができないのはとてもストレスです。

情報共有ツール【Backlog】について詳しく知りたくなった!という方は、こちらの公式ホームページを参照してみてください。【Backlog】の機能や導入方法がわかりやすく紹介されています。

今なら無料トライアル(30日間)を体験することができます。無料トライアル中に【Backlog】を本格的に利用していきたくなった場合、トライアル期間中に扱った情報を引く継ぐことができます。

 

ノー残業で給料が下がってしまう

残業がない企業=ホワイト企業!というイメージがありますが、そうではありません。

残業が出来なくなるということは、その分お給料も下がる!ということです。私は残業代だけで毎月2万円〜3万円もお給料が増えていましたが、今では全く残業することができません。

プライベートの時間が増えたけど、お給料が減って遊びにいくお金がない!という同僚がほとんどです。残業をすることで日常業務に余裕をもたせることができていましたが今では必要最低限の仕事しかできません。個々人が計画して残業できる環境が理想的な働き方だと思います。

 

若年退職した同僚のリアルな意見

勤続10年(当時30歳)の同期の声

「転勤によって職種がガラッと変わり仕事の魅力がなくなった。魅力を感じない仕事をこれから何年もしなくてはならないと考えてると鬱になってしまう。」

大手企業には転勤がつきものです。自分なりにやりがいを見つけて頑張っていこう!と思ったやさき転勤になってしまうこともあります。

辞めてしまった同期は転勤がなければ辞めなかった!と言っていました。人事にも会社の都合があるのはわかりますが、転勤のせいで社員が辞めてしまってはもともこもありません。会社側には個人の意見を少しは聞き入れてもらいたいものです。

 

勤続3年(当時22歳)で退職した後輩の声

「1年目は教育や職場体験などでいろんなことを学ぶことができて充実していた。2年目からいきなり責任の重たい仕事を任されるようになり精神的にかなり辛かった。」

教育制度を充実させている企業でも人材不足により若手社員に責任のかかる仕事をさせていまう!というケースがあります。この場合、教育制度が裏目に出て若手社員にストレスを与えることになります。それは、いくら忙しくても若手社員は研修や勉強会に参加しなければならない!ということ。これは若手社員にとてもストレスを与えることになります。

 

勤続3年(当時29歳)で退職した直属の後輩の声

「ずっと夢だった仕事が決まりました。」

転職する若手社員がかなり多くなっています。しょうがないことではありますが、仕事にやりがいや面白さを感じさせることができれば若手社員は辞めなかったかもしれません。辞めさせない!転職させない!ためには力づくで止めたり説得するのではなく、仕事のやりがいを感じてもらえる環境作りが大切だと感じました。

 

大手ホワイト企業の魅力と問題点

大手ホワイト企業の企業の魅力を一言でいうと安定!ではないでしょうか。決められたお給料が支給され、決められた有給休暇が取得できるということは安定した生活に繋がります。これはとても素晴らしいことで、安定した生活を送りたくても送れない人はいっぱいいます。

しかし安定とは、いくら頑張っても同じお給料しか支給されない!働かない人の分の仕事をしても同じお給料しか支給されない!ということです。

大手ホワイト企業の最大の魅力である安定が最大の問題点になってしまっているのが現状です。これから就職活動や転職活動で大手企業への就職を検討している方はメリット・デメリットをよく考えることをおすすめします。

大手ホワイト企業を退職しない社員の特徴

大手ホワイト企業を退職しないでずっと残っている人、またはこれからずっと退職するつもりはない人の中には2種類の人がいると私は思います。この2種類の人の特徴を紹介します。

 

全く働かない人

大手企業ということで、働かなくても誰かが代わりにやってくれる!と本気で考えている人がいます。こういう人は就業規則などに詳しく、どの程度働かなくても処罰の対象にならないのかを把握し、そのボーダーラインで仕事をしているように思えます。

私は全く働く気のない上司の下で働いた経験があります。お願い事と称してほとんどの仕事を任されました。経験値を上げることができた反面、かなり忙しく働かされた記憶があります。

 

意欲的に働く人

とても優秀で何でもこなしてしまう人が職場に必ず一人が二人います。

私が一緒に働いた人の中で、業務の効率を少しでも上げるために、上記でも紹介した情報共有ツール【Backlog】の導入をした人がいます。この情報共有ツールのおかげで、情報共有が伴う仕事の効率が飛躍的にアップしました。

大手企業では、規定やいろんな人の意見のせいで、新しい技術を導入することは難しいのが現状です。【Backlog】を導入した方もかなり大変だったと言っていました。

しかし、大変だったけど自分のやった仕事で作業効率が上がれば、会社に貢献することに繋がるし楽しい。

とも言っていました。たしかに自分のやった仕事で周りの人から評価されれば仕事のモチベーションに繋がります。

 

大手ホワイト企業で働く方々へ、企業で働くことの魅力と問題点を十分理解したうえで、楽しく仕事をしていってもらいたいと思います。